PBWFプラントベースへの移行チャレンジ:基本ルール

プラントベースホールフードの良さはわかった。
和食以外の選択肢として、自分の慢性疾患の症状を緩和するため、プラントベースホールフードの食習慣を身につけよう、と思ったあなた!

プラントベースホールフードへの移行チャレンジを12週間行ってみましょう!!

でも、あなたがこれからやることは、
実は、「プラントベースホールフード」のその先です。
自分の食習慣、生活様式について不可逆的な変化を起こすための最初の一歩が、プラントベースホールフードへの移行チャレンジです。12週間後、何が待っているのか、何が見えるのか、今とは違う景色が見えているはずです。

これから一緒にトライしていきましょう。
DAY 1思考を決して忘れずに。
無理なく楽しくトライしていきましょう。

ちょっと待って!始める前に何か注意点などあったら先に知っておきたいです。

了解!!
herbivore camp OFUNAは、健康と安全のため、こんな基本ルールと手順を守ってやっているよ。

herbivore camp OFUNAが大切にしている基本姿勢。これだけは守ってトライしよう。

代謝の癖は人それぞれ。まるで違うことを理解する

自分と他の人を同じ物差しで測ることを止める

朝ご飯はちゃんと食べたほうが体に良い、というと、「1日一食が最高」と言われます。

タバコは体に悪い、というと、「おじいちゃんはタバコを一日2箱吸ってたけど90歳まで生きた」と言われます。

プラントベースホールフード100%は健康に良い、というと、「ベジタリアンになったけど体が持たないので肉も食べることにした」と言われます。

食物繊維の豊富な玄米は体に良い、というと、「玄米を食べると下痢をしてしまう」と言われます。

美味しいお蕎麦、小麦のパンで、アナフィラキシーショックに陥る人がいます。
そうでない人にとっては、ルチンなど微量の栄養素を摂れたり、タンパク質を摂れたりする重要な栄養源ですが、アレルギーのある人にとっては、蕎麦も小麦も「劇薬」で、「毒」です。

ロシアのVEGANの方(フルータリアン)の方はフルーツだけ食べる食生活で亡くなってしまったけど、
沖縄では長年、フルーツと焼酎だけで健康だったお年寄りがいらっしゃいました。
きつい修行を行う天台宗の僧の食事の栄養素と量は、一般人がそんなきつい修行に耐えるには到底足りない量だそうです。

これらのことからわかる通り、
体は人それぞれ。最高の食習慣も人それぞれ。
これが絶対に正解。みんなこうすべき、という食習慣はありません。

一見、当たり前のことですが、つい忘れてしまいます。
でも、このことを心に留めておくことはとても大切です。

必要なグラム数計算、カロリー計算は行う、でもそれで完璧と思わない

タンパク質を同じg数とったら、全員同じだけ筋肉がつくわけではありません。

重ねて言いますが、人によって代謝はまるで違います。
生物学的な性別、年齢、体型、遺伝、仕事、精神状態、住んでいる地域、体調、睡眠時間、罹患している病気、などなど

ましてや、
体内の代謝の仕組みは複雑で、
同じ人でも酵素がまるで違う真逆の働きをしたりするそう。

単純なカロリー計算で弾き出した数字がそのまま単純に反映されるなら、全ての人に同じ結果が生まれます。
でもそうじゃない。

カロリー計算は重要な指標となります。
プラントベース食移行の際は、最初に行います。

でもそこからがスタートです。そこから、自分だけの最高の食習慣を見つけていきましょう。

情報に接する際の注意点

ネットサーフィンで集めた情報の切れ端に一喜一憂しない

「赤身の肉を食べるべき」「肉は食べない方が良い」
「糖質は制限すべき」「糖質は適度に食べるべき」
「飽和脂肪酸は体にいい」「飽和脂肪酸は体に悪い」
「世界の人口は100億に達する」「世界の人口はもう増えない」
などなど。。。。

ネットを検索すると、「真逆の情報」を目にします。
そしてそれら全てに「根拠となる論文」「医学博士」「〇〇大学教授」「著名な科学雑誌に掲載された論文」という「信頼すべきソース」があります。

そしてその「医学博士」たちは、だいたい著書があります。

科学者ではない一般の人々は、「著書がある」「専門家」「著名人」による情報を信じやすい傾向にあります。
だから、今日「糖質制限ダイエット」を始めたけど、翌日「炭水化物もとった方がいいらしい」という「確かな根拠のある」らしい情報に触れて、訳がわからなくなってしまいます。

特に、健康に関するネットからの情報については、紹介されている本も含め、必ず「間違っている可能性がある・逆の意見や主張もある」という前提で眺める、ということが大切です。

また、その文章を書いた人が、どういう人なのか、どこに勤務している人なのか、どんな会社から研究費をもらっているのか、などが、実はその人の主張の根底にある場合もあります。

これらを考えると、「何も信じられない」という人間不信や情報過多によるストレスにさらされてしまい、不健康です。

自分にとって「ピン」ときた食事、ワクワクしたチャレンジ、そういった外部とは関係のない、自分自身の声に従ってトライしてみることが大切だと考えています。

3ヶ月続けてみて考える

情報の切れ端に一喜一憂するのをやめて、情報から少し距離をおいて考えてみた時、
初めて自分の直感や本能でトライしてみたい事柄がはっきりします。

プラントベースホールフード、健康にも環境にもいいみたい、やってみよう!
と思われた方、一緒にやってみましょう!
正しいプラントベースホールフードの実践を、herbivore camp OFUNAがお手伝いします。
そしてまず、12週間続けて効果を見てみましょう。
その間、色々迷ったり、人から色々言われることもあるかもしれません。
でも、変化するには徹底して行う時期が必要です。
意識して、自分の意志を貫く期間としてみましょう。

基礎疾患のある方、投薬を受けている方、高齢の方、未成年の方

herbivore camp OFUNA は、医療機関ではありません。また、主宰者は医師ではありません。
上記の方がトライする場合は、必ずかかりつけのお医者さま、薬剤師、専門家の指示に従って行ってください。

まとめ

大切なことは、

  • 自分と他人の正解が違うことを忘れない
  • 情報の断片に踊らされて、現状から一歩も動けなくなる状態から抜け出す
  • 自分の体の喜ぶことをする 直感を大切にする
  • カロリー計算など数字は最初の指標。それに囚われすぎない

PBWFな食習慣への移行チャレンジ、楽しみになってきました!!!