DAY 2 に行うことは、パントリーチェックです。
まだ、プラントベースホールフード(以下、PBWFとします)食生活に入るための準備が続きます。
今日は、自分のお家のキッチンのパントリー(食品貯蔵庫、棚)に入っている食品をチェックしてみましょう。
「パントリーチェック」ってなに?
今日行う「パントリーチェック」とは、自分の食品庫や、棚、箱にある、保存食品を取り出し、何があるか確認し、そこから自分と家族の現在の食生活を把握することが目的です。
大切なことは、まだプラントベース用の食品を買わないこと。
自分と家族が現在何を食べているのか、また、食べるつもりで買ったけど食べてないものはあるか、など、自分の現状を知ることからやってみましょう。
保存食品のチェック(棚卸し、とも言えます)が終われば、冷蔵庫のチェックはもっと簡単。
繰り返します。
まだ食品は買い足さないで。いつもの食事をしながら、気楽にみてみましょう。
目次
パントリーをチェックしてみよう
まず全部出してみよう
今回は、ご飯、パスタ、粉類、ナッツ類は省いて考えています。
並べてみて、食品を3種類に分けてみましょう。
- 完全にPBWFである食品 → 積極的に使う
- 動物性原料が微量のもの、加工の度合いが低い、自分の食生活に欠かせないもの → 検討する
- 動物性の食品か、加工の度合いが高いもの → 検討する
動物性の食品か、加工の度合いが高いもの
パスタのソース、プラントベースの加工品(ハンバーグ様のもの)、レトルトカレー、お茶漬け、粉スープ、調味料、出汁、甘酒加工品(ゼラチン入り)、ポテトチップスなど。
非常食や、家族の好きなもの、お土産やいただいたものです。
ツナ缶やサバ缶などはない。
甘酒の加工品などは、基本的にプラントベースですが、食品表示ラベルをよく見ると、ゼラチンなど豚由来のものが入っているので、一応動物性加工品に含めました。
ポテトチップスなども原料の基本はじゃがいもでプラントベースですが、動物性の添加物と油脂が多いので、このカテゴリーに入っています。
動物性原料が微量なもの、加工の度合いが低いもの
先ほどの甘酒は、微量のゼラチンのみが動物性の物だったので、こちらにカテゴライズし直しました。
高野豆腐のインスタント食品は、タレに鰹節が入っています。
胡麻和えの素も、鰹節入り。
あとは荒削節。そして普通の鰹節ソフトパック。
ずっと和食に親しんできた日本人として、家庭料理の中で鰹節を食べないという選択肢は、自分は採用できない、と思ったので、これからも食べ続けることにしました。
甘酒の加工品、鰹節、そしてインスタント高野豆腐は、自分にとってはなくてはならない食品・好きなものなので、これらも日常的に摂り続けることにします。
完全にPBWFな食品
残りの食品は、完全なPBWFでした。
- オートミール
- ニュートリショナルイースト
- サイリウム
- ハーブティー
- 野菜だし
- 干し椎茸
冷凍庫に昆布などもあります。
これらはもちろんこれからも使います。詳しくはまた別の日に。
パントリーの食品を区別しておく
なるたけ捨てないで、区別しておこう
PBWFの食事をスタートさせるので、1のカテゴリーの食品は基本的に食べなくなるはずなのですが、たまにどうしても食べたくなったり、家族の好物だったりするものも多いと思います。
また、非常食としてとっておくことも考え、区別して保存することにします。
この中にカップラーメンや栄養バーなども入るかと思います。
プラケースなどで仕切って、「ここに入る分だけ」と決めておくのもいいですね。
家族に対するメッセージにもなります。
パントリーチェックのまとめ
- まだPBWF食は始めない。PBWF食のものを買わない。
- 自分のパントリー(食品貯蔵庫、棚、箱)をチェックし、全ての食品を出して確認する
- 自分と家族が今何を食べているのか、何が好きなのかを目で確認することが目的
- 家族の好物、自分の好物については、すぐに手放さなくて良いことにする(無理をしない)
- 戻すときに、プラケースなどを使い、動物性の食品を区別しておく
いかがでしたか?
自分の持っている保存食品、把握できましたか?
保存食品が把握できると、自分と家族の現在の食生活が把握できます。
そこからがスタートです。
カップラーメン、スパムの缶詰、スナック菓子、ボンカレー。
全て今まで大好きで食べてきたもの。
これからはもう買わなくなるかもだけど、大切に食べきりたいですね♪(ひどい慢性疾患がない場合)
DAY 3は、PBWF食に必要な乾物や保存食品を買い足していきます。