プラントベースへの移行

Find what you are, and be that.

Dr. Cozy Carlisle in the movie “DEAD AGAIN” 1991

プラントベースホールフードの食生活、やってみたいけどできるかな?

プラントベースフードのライフスタイルへの移行に興味を持ったけど、
動物性の食事を食べたくなるとき、どう考えるか。

100%プラントベースホールフードにこだわらなくていい

はっきり言ってしまえば、健康な人がほんの少しのお肉を食べたからといって、即、不健康になるわけではありません。

プラントベースホールフードの第一人者コリン・キャンベル博士によると、食生活を9割プラントベースにした場合と、100%プラントベースにした場合で、健康への効果が大幅に変わるという事実は研究結果でもないそうです。

深刻な慢性疾患(心臓病、糖尿病の重篤な例)でない場合、そこまで深刻に考えず、「動物性食品を常食しない」というゆるい取り組み方もできますね。

できる範囲でプラントベースにしてみる。
とても健康的な考え方だと思います。

植物性のものしか食べない、と決めて、それに淡々と徹する

食事の7-8割をプラントベースホールフードにすることからスタートするものの、慢性疾患の症状改善などを求める場合、100%のプラントベースホールフードを試してみたい方がいるかもしれません。

その場合の考え方は、「決めたら迷わない、考えない。」

私は、この姿勢の持ち方を飼っている猫に教わりました。
猫や動物は、人間のように行動に前もってや後付けで理由をつけません。
本能に従って自分の行動を決定し、それを忠実に実行します。
仲良くすると決めたら仲良くする。行くと決めたから行く。やると決めたからやる。

決めた後にあれこれ悩まない。
「あぁ、食べたいなぁ」は起こってきても、「食べないと決めたから選択肢にない」という感じです。

DAY1 思考と同様に、
「決めたら、それに徹する」
という姿勢をとれるようにしていると、人生にとっても有益です。

迷うこと、人の意見を気にすることに、今までどれだけ多くの時間を費やしてきたか、どれだけ無駄だったか、を思い知らされます。

動物性のものを食べるのか、食べないのか、どっちかに決める。
決めたら、無条件に徹する。
天気も、自分の気分も、人の意見も関係ない。
やったから褒められるわけでもないし、やらなかったから叱られるわけでもない。

決めたから、やる。

決めたのにできなかったら、どうするか?

DAY 1思考の出番です。
明日、もう一度チャレンジしましょう。

自分に厳しいような、やさしいような、とってもナチュラルな考え方だと思っています。

精製された甘味や、動物性の脂肪の旨味などは、とても強烈です。
人類の長い飢餓の経験から、カロリーの高いものと低いものがあったら、カロリーの高いものを美味しいと感じ、そちらを選択するように私たちの味覚ができています。

美味しいと思うものを否定する必要は全くありません。
ただ、食べないと決めたから、食べないだけ。

そんなの無理だよ!食べたくなって辛くなる、と思う方。
「食べないと決めたので、これは私の食べるものではない」と考える習慣をつけてみてください。

この姿勢も、身につけると、食べ物以外の毎日の悩みが少し減るような気がします。