ミシュラン三つ星のシェフ、プラントベースに業態変更

コロナ後、NY三つ星レストランのシェフが、プラントベースになった

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世界中を驚かせた、イレブン・マディソン・パークのプラントベースレストランへの転向

エグゼクティブシェフ、ダニエル・フム氏が、なぜ、プラントベースに転向したか、をNetflix番組”You are what you eat”で語っているのを拝見しました。

なぜプラントベースに転向したか

食材の味の劣化・食材の不足

食材の味がどんどん落ちている。昔から使っていた食材の味が変わり、昔のように美味しい料理にならなくなった。数年前手に入った食材が入手しづらくなっている。
温暖化による気候の変動により、収量が減ったり、味が落ちたりしている。
このことを切実に実感しているのが、この世界トップのシェフ。

工業的畜産に対する罪悪感

情報としてたくさん耳にするようになった、工業的になった畜産業・養殖業への罪悪感から、それらを食材として利用することをやめた

このどちらの観点も、とても重要なことだと思います。

我々の周辺では、いまだに、食事に対する「罪悪感」というと、「お砂糖や脂質のたっぷりのお菓子」など、ダイエットに関すること。

ダニエルさんは、自分の提供する食事の内容が、そしてその食事を用意することが、地球に対する「罪悪感」を感じた、ということです。

私たちは、自分が食べたいものを食べている、と思っています。
本当にそうなのだろうか?

誰かに、そう仕向けられて、自分が食べたいと感じさせられ、その結果長年の習慣で食べ慣れているものを食べているのではないだろうか?

プラントベースはライフスタイル、とよく言われます。

私は、プラントベースは「価値観」でもあると思います。
自分が何を大切にしたいのか、どうあるべきか、を「何を食べるか」で問われる時代が来ています。


Netflix 「ヒトは食べ物でできている 双子で”食”を検証」

https://www.netflix.com/jp/title/81133260

同じ遺伝子を持つ双子。一人は完全にプラントベース。もう一人は肉も魚も乳製品も食べる健康的なバランスの良い食事。これを8週間続けて、体内の腸内細菌群や血液、そのほかさまざまな値がどうなったか、その過程で現代の食や畜産の歪さについて様々な観点から検証するドキュメンタリーです。

これはアメリカのお話で、日本にそのまま当てはまるかはわからない。
また、内容も、必ずしも万人に薦めて良いのかもわかりません。

でも、自分が現状、どういう立ち位置にいるのか、地球はどうなっているのか、知らなかったことを知るのにはとても有益な番組でした。

「社会は、科学の進歩に追いつかない」

「誰も環境を守りたいと思ってる。でも自分の日々の食事が環境を破壊しているとは思っていない」

「罪悪感」とは何か、を考えさせられる、大変密度の濃い内容でした。

とてもおすすめです。